こんにちは!英語専門塾セプトの角脇です。
英語の大学入試問題を読んでいると、英語だけでなく内容の面でも学ぶことが多くあります。
先日の高2の授業の中で、タイトルの「availability bias」について言及している英文を扱いました。
本文の中では、
People judge how likely an event is by how simple it is for them to think of examples.
(人々は、どれだけ単純に例を思いつくかによって、出来事の起こりやすさを判断する。)
という説明がなされていました。
例えば、飛行機事故のニュースが大きく報道された後、availability biasが生じやすいです。
飛行機事故をすぐに思いつくことができるので、人々は飛行機の安全性を過小評価し「飛行機に乗るのは危険だ」と考える傾向が高まります。
しかし、実際には飛行機事故の発生率は非常に低く、車の事故の方がはるかに多いのが実情です。
この話をしている中で、『FACTFULNESS』という本を思い出し、授業の中で紹介しました。
本の著者たちが運営するGapminderというサイトでクイズに挑戦し、自分たちの中にもavailability biasがあることを実感できましたね。
文章の内容から学びを得たり、自分なりに考えを巡らせてみたりするのはとても大事です。
英語も背景知識もどんどん身に付けていきましょう!
☆☆無料体験・無料相談は随時受付中☆☆
英語専門塾セプト
027-388-8836
★★セプラジぜひお聴きください!★★
毎月第1・第3土曜日の午前11時30分~11時44分(第2・第4土曜日は再放送)に放送されます。
過去の放送はPodcastでお聞きいただけます。