こんにちは。英語専門塾セプト塾長の奥野です。
2024年の共通テストが終了しました。受験生の皆さん、お疲れ様でした。
ここから国公立2次試験や私大個別試験の対策が本格化しますが、より一層気を引き締めて、一緒に頑張っていきましょう。
セプト講師陣は例年通り、早速問題を解きました。
詳細についてはまた時間をかけて分析していきますが、今年の共通テストの所感をお伝えします。
<リーディング>
全体としてはやや難化したと思われます。特に第5問はかなり語数が多い上、時系列を読み取りづらい文章でした。予想よりも時間がかかって解き終えられなかった受験生も多いのではないでしょうか。
問題形式については、マイナーチェンジはいくつかみられたものの、基本的には昨年と同様でした。設問の内容については、情報探索というよりも文章の内容理解を問うような問題が増えたように思われます。スキャニング(設問や選択肢キーワードをもとに本文から情報を探す)の力だけでなく、きちんとした読解力がないと高得点が取れない試験になっています。
また、昨年に引き続き、語彙力の重要性が感じられます。例えば、第6問Bでnumb「麻痺した」という単語が解答根拠になる問題がありました。これは共通テストが想定するCEFR B1を大きく超えるレベルの難単語です。セプト生は『セプト単語』でも学習している単語なのできちんと正解できたと思いますが、多くの受験生を苦しめた問題かもしれません。
<リスニング>
全体としては昨年並み、または少し易化したと思われます。問題形式や設問の内容については、ほとんど変更はなく、対策をしていた受験生にとっては解きやすい問題が多かったのではと思います。試験の前半では文法的な理解力、後半では情報の整理がポイントになっています。
英文を聞き取った上でパラフレーズ(言い換え)を見抜く力が引き続き求められています。例えば、第5問の28~31では、放送文中で使われたformやproduceといった動詞が設問の選択肢では前置詞のintoに言い換えられており、難易度が上がっていたように思われます。
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